秋風の石を拾ふ
2017-09-14


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コンテナ植えの我が家のスイフヨウの花が咲いた。
例年よりかなり早い開花で、これも今年の異常気象のせいかな?
例年だと夏のフヨウが終わった後、
9月下旬、秋風が吹く頃から咲き出すのがスイフヨウだ。

フヨウが基本ピンクもしくは白の一日花を咲かせるのに対し、
スイフヨウは朝方に咲く白色の花が、時間の経過とともにピンク→→紅色に変化する。
この様子がお酒に酔うさまに似ている事から
「酔う」+「芙蓉」=「酔芙蓉(すいふよう)」の名が付けられたと言う。
粋なんだよね。

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昼頃からほんのりとピンク色に染まる。
この時がこの花の見せ場の一つになる。香りはない。

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夕方5時頃には完全に酔いが回り、紅色に変化するのです、、、。
艶っポイんだよね〓

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辺りが暗くなる頃には紅色に、そしてしぼむ。
一日花の儚さは男心をくすぐる、翌日の夕方には落花する潔さもある。
11月下旬まで、長期間にわたってホボ毎朝次々と開花する。

同じ「すいふよう」という読みでも、「水芙蓉」と書いてしまうと「蓮(はす)」の事を指す。
「芙蓉」はハスの美称でもある。
で、フヨウをとくに区別する際には「木芙蓉」(もくふよう)と書く。
さらに「草芙蓉」(くさふよう)はアメリカフヨウのこと。ややこしいな〓、要注意です。

スイフヨウの花を見て、秋が来る

    秋風の石を拾う    山頭火

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